上々堂、補充しました

昨夜、吉祥寺ジャズライブハウス「サムタイム」で、家内とデート。娘は家で留守番。夕食の支度をして、好きなDVDを借りてやると、喜んで留守番する。たまにはね、家内サービスも必要だ。
北海道新聞書評用、矢作俊彦『悲劇週間』読みはじめる。
今日は、彷書月刊の原稿を書こうと、鶴見線についてあれこれ調べる。たしか、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』が、鶴見線を舞台にしているはずだと家捜しすれど、見つからず。文春文庫に収録されていること知り、国立増田書店へ行くが、なし。サンデー毎日用に、青木光二『吾妹子哀し』新潮文庫を買って読む。表題作となった短編、認知症になった老妻の面倒を見る作者自身の体験を書いたもの。惚けて徘徊し、記憶を失い、失禁する妻。その妻を可愛いと思い、唇を合わせる主人公。「可愛い妻が帰ってきた、とそう思った」と、著者は書く。壮絶であり、清冽である、純愛物語。
夜、上々堂へ、妻の手製の文庫カバーと、岡崎堂の補充に行く。売れ残った本を、大量に入れ替える。
産経新聞、大阪版と東京版の両方からメールあり。大阪版は、枚方パーク菊人形の原稿が、やっと掲載されるとの連絡。東京版は取材の依頼。
工作舎Iさんから何度か電話とメール。6日には見本ができるようだ。名古屋行きに合わせ、関西で営業をする旨、Iさんに伝えておいたが、神戸元町「海文堂」で、サイン会が決まった。18日(土)2時から3時。これ、ごらんの関西のみなさん、どうぞおでかけください。そのほか、東京でもいくつか決まったことあり。また、随時、お知らせします。