これがわが家の初詣

あけましておめでとうございます。本年も当日誌をよろしくお願いします、っていちおう、言うものなのかね。
昨夜は高円寺「テル」のファイナルにでかける。入れ替わり立ち代わり、かつての常連、いまの常連などがやってきて、テルばあちゃんに別れを告げる。ぼくはカウンターのなかに入って、ずっとレコード係り。カメラマンSくんの妻・E子ちゃんは、テルばあちゃんの代わりに週一度、カウンターに入って店を守ってきた。ボランティア、だよ。それで足掛け10年になる。できることではない。この晩は、テルばあちゃんにも多数花束が贈られたがE子ちゃんにも花束とねぎらいの言葉が贈られた。E子ちゃん、感極まって泣いていた。なかなかいい光景だった。年明けのカウントダウン、おめでとう!をみんなで言って、満員の店をあとに、1時ごろ辞する。
そして新年。一度6時ごろ目が覚めて、新聞を広げ、また眠る。次に起きたのが10時半ごろ。年賀状は、100枚くらいか。ぼく宛てには80数枚。3分の1がこちらからは出し忘れた分で、あわてて返事というか、年賀状を書いて出す。
午後、どこか近くの神社へ初詣へ行こうか、と話し合うが、この日は曇りで寒く、けっきょくは、東大和「ブ」へ車で。これがわが家の初詣。夜はカニ鍋。
山田太一『彌太郎さんの話』新潮文庫を、大晦日から読みつぐ。これが今年最初の読書。