無題

それにしてもいい天気ですね。朝起きたら、空が真っ青だ。空気もこころなしか澄んで、気持ちのいい晦日を迎えた。
午前中に『気まぐれ』あとがきを送る。原稿用紙三枚に収めるのに苦労する。もうページ数が決まっているので、長々と書けないのだ。なんだか、書くことがいっぱいあるような気がして。しかし最小限に切り詰めて、なんとか送稿する。続いて、3校への自筆書き込みを始める。まだ調子はつかめない。気がつくところから始める。
午後、家族で買物。灯油のポリタンクを二つ提げてGSへ、なんて書くとスガヤさんの日誌みたいだな。ぼくはヒンズースクワットはしないけど。そう言えば、教師になりたてのころ、悪い生徒たちにそそのかされ、ヒンズースクワットを授業中に100回したことがある。ぜったいできない、と言うのだ。よし、やったると始めてなんとかやり遂げる。生徒たちはけっこうびっくりしていた。しかし、翌日、足腰が立たず、学校を休んだ。そんなことを思い出す。
ポリタンクに自動給油機で入れる。知らないあいだに、灯油って高くなってたんだな。車の後ろに積むと臭い。そんなことも忘れていた。
立川栄「ブ」に寄って、ちょこちょこっと買う。ビデオ、ウディ・アレンハンナとその姉妹』が500円で出ていたので買う。公開当時に見たっきりで、まるっきり忘れている。再観するのが楽しみだ。
そんなところかな。帰省する人が多いようだが、ぼくはずっと東京。たぶん、この日誌は毎日、更新できると思います。それじゃあ。
あ、エル・ジャポンから、角田光代さんの新作がゲラで届いた。新潮社から『おやすみ、こわい夢を見ないように』という長篇。これを年明け締めきりで書評するのだ。
あと、「かんだ」に大阪のおばちゃんについて、「日本古書通信」に明大での古本講座について書いています。そんなものかな。