代々木公園を突き抜けて

10時半、歯医者。その足で原宿へ。代々木公園を突き抜けて、代々木公園駅近くのレストランで小池昌代さんインタビュー。早くついたので、ランチを取りながら下調べ。代々木公園は早い紅葉はもう終り、茶色のハッパが風で飛ばされている。秋の終わりを風にも光にも感じる。じつは代々木公園は初めて足を踏み入れる。そう、あとでこの日の取材で集まった人たちに言ったら驚かれる。そうか、驚くべきことなのか。
カラフルの編集者Hさん、講談社の編集者(男性、金髪の短髪で、バイクに乗ってきた。異色!)、それに小池さん。小池さんは、なんとかぼくの名前を知ってくださってたようだった。大きな目を真正面からはっきり見据え、よく考えて、正直に答える。好感触を持った。美しい人だった。記事は「カラフル」に。
帰り、また原宿まで歩き、「ブ」を覗いていく。いちおう、な。
高橋治『絢爛たる影絵 小津安二郎講談社は、文藝春秋版に増補して再発。朝吹登水子『わが友サルトルボーヴォワール読売新聞社大笹吉雄『女優 杉村春子集英社開高健対談集『もっと笑いを! 笑』潮出版社、が105円。絵本コーナーから、たくさんのふしぎ『変形菌な人びと』を300円。これは蟲文庫さんの原稿を書く参考に。ぼくには、この絵本の知識でじゅうぶんだ。
朝日から、ベストセラー快読の候補本が4冊届く。
今週、厳しい日々が続く。