火星の庭へ行くぞ!

川本三郎さんから、逢坂剛さんとの共著『誇り高き西部劇』新書館、贈られる。西部劇ファンのお二人が、西部劇のプログラムコレクションをカラーで披瀝したもの。「文藝春秋特別版」は「一冊の本が人生を変える」。ぼくは5本、コラムを書いている。養老孟司「脳を柔軟にする10冊」、丸谷・三浦・鹿島による鼎談「決定版・世界文学全集を編集する」など。和田誠の「書棚拝見」がうれしい。
10月8日の仙台「火星の庭」での田中栞さんたちの座談会、取材を兼ねて、行くことにする。
昨日の永井龍男の長編小説は、永井の全集パンフを参考にして書いたが、講談社文芸文庫の巻末に著作目録があり、これがいちばん便利。全集未収録の長篇がずいぶんあるんだ。
司馬遼太郎について書くことになり、『司馬遼太郎のあし音』中公文庫をメモ取りながら読む。別に、大阪の天地書房の今木さんが、古本屋から見た司馬さんのことを書いた回想を入手。
興居島屋の石丸澄ちゃんに電話。「おに吉」、10月半ばくらいになんとかできそう、という。
苦しい、本当に苦しい日々が続く。