第2の人生探して旅へ

朝、TBS放送。テーブルに朝刊各紙おいてある。読売新聞、「第2の人生探して旅へ」の記事、おもしろそう。大手の鉄道会社で使われた車両が、役目を終えて、地方私鉄に引き取られて走っているというのだ。ぼくが長らく使っていた京阪電車テレビカー(特急車両にテレビが設置してある)が、いま富山地方鉄道で走っているという。「テレビは既に取り外されていますが、各座席の音声スイッチはそのまま。通学で使った時とは違う窓の外の風景を見るのは、不思議な感覚ですね」と三十歳男性がコメントを寄せている。これ、いいなあ。
放送終えて、朝食会パスして帰宅。昼前に歯医者。自転車ででかけ(盗難にあった忌野清志郎の160万円の自転車は見つかったようですね)、そのままふらふらと。帰宅後、平凡社ライブラリーに入った『細野晴臣インタビュー』を読む。サンデー毎日の文庫コラム用なり。音楽の話はもちろん、東京オリンピック前の東京で育った少年としての細野さんの回想が楽しい。河出書房新社から、書評用、種村季弘『雨の日はソファで散歩』筑摩書房と、新刊の阿部嘉昭成瀬巳喜男 映画の女性性』もプレゼントされる。
夜、ふて寝したあと、やらねばならぬこと、すべてほうっかむりして、『ラウンド・ミッドナイト』を見る。岡崎さん、いいかげんにしてくださいよ、とこれを読んで怒っている編集者の方いたら、ごめんちゃい。いまからごそごそ動きます。あ、世田谷パブリックシアターの演劇雑誌「SPT 02」が届きました。なぜか、ぼくが書いてるんですね。