画面に抗議

朝早起き。昨晩終らなかった原稿を仕上げ、午後サンデー毎日へ。台風過ぎたようで、傘持って出なかったの正解だった。携帯に電話。「文藝」からの書評執筆依頼だった。「文藝」は初めて。種村季弘さんの本だというので、喜んで引き受ける。
帰り、ささまに寄る。日和聡子詩集『びるま』青土社中原中也賞受賞)、谷川俊太郎『詩集 十八歳』東京書籍など均一で6冊。店内文庫売場で、八木義徳『女』旺文社文庫210円。
荻窪駅で、ドゥ・サムシングのFさんと待ち合わせ、仕事の打ち合わせ。帰宅したら、またファクスで、レイアウト、ゲラがたまっていた。しかし、ゲラを見る元気もなし。どうなっていくのか。自分で自分のわだかまりに足を取られ、なすすべもない。あれやこれやが、頭を占領し、堤防決壊寸前。しかも決壊する勇気もないのだ。ささいなことが気に入らない。悪意に感じられて、一人相撲をとっている。ああ、そして夜はふけ、夜はあけるのだ。
ポプラ社から長嶋千聡ダンボールハウス』、新学社から近代浪漫派文庫『幸田露伴』が届く。文庫堂目録とどく。みなさん、ありがとう。
テレビつけたら、阪神・中日戦。9割方、負けくさかったが、延長の最後に、中村のひとふりで救われる。判定をめぐり放棄試合になるかと思われた。ほとんど1時間以上、試合に釘付け。勝ててほんとうによかった。負けても1ゲーム差あるが、気分としては、逆転された感じになるだろう。CSのスポーツアナ、新人だろうか、ほとんど凡くら。「おまえはもう黙っとけ!」と画面に抗議する。