人生不連続線、虹の下の街

阪神、勝ったんや! 昨日はこわくてよう見んかった。負けてたら首位逆転。今岡や、今岡がやりよった。
今朝は早起きし、今日、取材に行く築地明石町周辺の文学散歩の資料をチェックする。10時、築地。本願寺で編集者、カメラマンと合流、明治維新後に外国人居留地となった明石町を回る。昼食は築地の寿司屋。さすがに旨かった。本願寺内の九条武子の碑を写真に撮ってるあいだ、若い女性編集者に九条武子について説明する。「美人薄命だから、きみには関係なし」とカメラマンが冗談だがひどいことを言う。
思わず早く取材が終り、午後、神保町「書窓会」へ。なにしろ「あきつ」が出店してますからね。しかし、買えたのは二冊。あきつで、寺田瑛『人生不連続線』900円、かわほりで、中村正常『虹の下の街 チエコとチヤコ株式会社』800円と、いずれも裸本ながら、ぼくの蒐集対象のストライクゾーンを買う。まあ、満足。会場で河上くんと挨拶。一昨日のこと謝られる。いや、謝るのはぼくのほう。石神井さんを発見、阪神ばなし。「いやあ、昨日の今岡は」と喜びをわかちあう。寺田瑛と中村正常と戦利品を見せると、これは石神井さんの領域でもあり、「これは遅れをとった」と戦列に戻られる。
毎日新聞社に写真を一枚届け、帰り、荻窪下車。恒例の水曜日に寄れなかった「ささま」へ。いつも均一ばかりで恥ずかしいが、7冊買う。帰宅すると、妻が調子が悪いというので外食。ついでに「ブ」へ。ノベライズされた『アメリリトル・モア、祖田浩一『不機嫌な作家』青蛙房が100円。それにビデオを2本。イーストウッド『バード』、ベルトラン・タベルニエ『ラウンド・ミッドナイト』とジャズ映画の名作を見つける。とくに後者は、過去に5回は見ているぼくの大好きな映画だ。
帰宅後、ひたすら仕事。「ダ・ヴィンチ」から取材の依頼があった。北尾トロさんのページだ。「北尾さんがいま海外取材中で」と編集者がいうので、あ、例のヘイ・オン・ワイ、ルデュなどの取材だとわかる。ええなあ、トロさん。
晩鮭亭さんからアン・サリーのライブの御案内。いっしょに12月、行くことになる。たのしみ。
高校時代の友人・白石からは、来年9月、拓郎かぐや姫つま恋コンサートのお誘い。行く、行く。
とまあ、なんだろう。ちょっと元気が出てきましたね。なんとか来年までは生きていこうと思った、今日このごろでありました。
深夜、原稿書きのあいまに山本善行に長電話、中学生みたい。まあ、いろいろ厳しいけど、お互い、なんとかやっていこうと、いつも結論は同じだ。善行、パソコンが不調らしく、ぼくのブログが再開したこと、知らなかったみたい。