「とんち教室」をついに聞いた

この日誌にコメントくださったナガタニさんは、やっぱりあの長谷邦夫さんでした。驚いたなあ。しかも、長谷さんも、中日新聞の文化セミナーの講座をもたられるという。不思議なご縁です。長谷さんは、井上陽水の「桜三月散歩道」という名曲の作詩もてがけておられる。「ねえ、きみ 二人でどこへ 行こうと勝手なんだが……」
夜、CSで黒澤明隠し砦の三悪人」を見る。3度目くらいか。アイデアがたくさん詰まっていて、全シーンに緊張感がありスピーディ。すっかり堪能しました。次ぎに見ても、やっぱり面白いと思う。
いろんな仕事、また押し寄せてきて、この苦境を三船敏郎みたいに、知恵と勇気で切り抜けられたらいいのだが。
吉祥寺「ブ」で、「放送80年 それはラジオからはじまった」という、今年3月に出たムック本を800円で買う。定価は1980円。それで新刊書店ではためらっていたのだ。ムック本体はどうでもいい。ここに「話の泉」「とんち教室」「君の名は」を収録したCDがついている。これが欲しかった。さっそく、「話の泉」「とんち教室」を聞く。ああ、これが。ずっと文章で書いていて、中身を聞いたことがなかったのだ。なんというスローモーな喋り(沈黙あり)、素っ気ないつくり。だからいいんだ。