小金井公園でバーベキュー

薄曇りの天気。朝から支度して、家族で小金井公園へ。娘の幼稚園時代の父母仲間で、年数回、宴会を開いてきたが、この日は、そのなかの一人が中国へ単身赴任するので、そのお別れ会。「中央公論」用に、莫邦富『日中はなぜわかり合えないのか』平凡社新書を読み、中国書専門書店の「東方書店」へ取材したり、現代中国について、いろいろ知恵を仕込んでいるから、その大変さがわかる。
バーベキューをする広場があり、二十組近くのグループが陣を張っていた。経験者によれば、これでも少ないほうで、多いときは場所取りに苦労するという。われわれも、テントを張り、仕込んだ食材を炭火コンロと、ガスのコンロで次々焼く。炭に火をつけるのに苦心する。しばらく、ずっと火を見ていた。やがて煙が立ち上り、風に巻き込まれて流れていく。この日は、後半、日が射してきたが、おおむね涼しく、いいコンディション。
２９日には旅立つという、仲間にいちおう、これでお別れのつもりだったが、どうも名残り惜しいようで、男連中のみ、また２７日に会うことになる。
昼間からビールを飲んだので、少し頭が痛くなってきた。帰り、五日市街道沿いにずっと紫陽花が植わっていて、いまそれが満開。妻が車を運転し、ぼくはずっと紫陽花を見ている。
打海文三『ハルビン・カフェ』よみつぐ。