サーカスにはピエロが

昨夜寝付いたのは2時30分ごろ、それなのに7時30分には目覚める。ややエロチックな悪い夢。忘れないうちに書いておくぞ。えらいことになりました。4月から加入しているケーブルテレビがデジタル放送に切り替ったのだが、いまだによくわからないところがある。見るチャンネルが増えたというが、BSなど、一部あらたに契約しない見れないチャンネルもある。だから、ほとんどこれまでと同じように見てたわけだが、今朝、専用テレビ番組表を見ると、CSにTBSチャンネルがあり、日曜劇場「天国の父ちゃんこんにちは」と書いてある。うわあ、と思ったが、たぶん、それは視聴不可だろうと、おそるおそるアクセスしてみたら、ばっちり画面が出てきた。なんということか。
同番組タイトルを検索したら、この日誌の03年12月20日で一度書いている。TBSのサイトから、番組案内を引用する。
この日曜劇場枠で12年間にわたり全21作品作られた天国の父ちゃんシリーズは、20%を超える高視聴率で「女と味噌汁」「カミさんと私」と並ぶ日曜劇場の代表作。
出演者 森光子、二木てるみ、松山省二、園佳也子頭師佳孝、小島康男、渡辺千世、橋本晴子、赤木晴恵、武藤英二、ほか
番組内容 【番組内容】大阪で下着の行商をやっていた日比野都さんの同名手記を脚色した作品。「こんちはー。パンツ屋でーす。」という元気あふれるかけ声で行商をしながら2人の子供をそだてる浪速女の物語。日比野家の人々が心の支えとしている言葉は「貧しいからあなたにあげられるものといったら、柔らかな五月の風と、精一杯愛する心だけです。でも結婚してくれますね」。貧しくもひた向きに生きる人々の姿を描く。
原作 日比野都
脚本 小松君郎
制作 TBS 1966
プロデューサー 石井ふく子
ディレクター 【ディレクター】鴨下信一
大阪で下着の行商をする日比野都さんは実在の人物。早く夫をなくし、女手ひとつで子供を育てる。この日比野さんが森光子、子供が二木てるみ、松山省二、隣りに住んでいるのが園佳也子頭師佳孝と、かつて書いた日記の文章を引用すれば「むなくそ悪くなるほど」達者な出演陣。プロデューサーは石井ふく子、演出は鴨下さん、鴨下信一だ。
スイッチをつけたのが遅くて、最後の15分ぐらいしか見られなかったが、まさしく記憶にある、あの番組だ。番組表を見ると、このシリーズほか、TBSチャンネルでは東芝日曜劇場が再放送されている。演芸特選会、もだ。なんちゅうことか。しばらくTBSにくぎづけだ。こんな日が来ようとは。15分見て思ったことは、美男美女がほとんど出てこないことだ。これだよ、これ。昨今のテレビドラマを見て不審に思うのはこの一点。たとえばキムタクの新ドラマ「エンジン」は、主役級のキムタク、小雪などはしかたないにしても、養護施設の賄いのおばさんが高島礼子って、そら、ないんとちがいますか、ってことだ。
日曜の朝、平出隆葉書でドナルド・エヴァンズに』作品社をちらちら読んで、帯のプロフィールみると、平出隆、門司出身なんだ。先日、書評を書いた青山真治も門司。藤原新也が門司なのは有名だが、北尾トロさんも門司のはず。こないだ門司港へ行ったら、港の倉庫の壁にわたせせいぞうの絵が描かれてあった。わたせも門司出身。けっこういますね。
妻は大学時代の友人と会う用事があり外出。ぼくは娘と木下サーカスへ。入場券をもらったのだ。京王線飛田給味の素スタジアム隣の空き地にテントが張られ、そこでサーカスがある。飛田給なんて初めて行く場所。味の素スタジアム木下サーカス周辺は家族づれが詰め掛けていた。サーカスを見るなんて、たぶんいまの娘の年より幼いころ、やはり木下サーカスを見て以来のことではないか。今日は娘に一日つきあったので、娘のほうもいつもよりぼくに優しかった。

「告知」
あのお、ハルミンさんにも頼んだのですが、娘が猫を欲しがってまして、どこぞに可愛いメスの子猫、あげるという家ありませんでしょうか。野良はちょいと困るのですが。よろしくお願いします。