【お知らせ】

東京古書会館での「アンダーグランド・ブック・カフェ」の開催に合わせて、「東京スムース友の会」を開きます。スムース同人と読者が一緒になって、楽しく過ごしましょう。京都からは林哲夫山本善行が参加。京都編ではできなかった「スムースができるまで」を、同人で語り合いたいと思います。「CAVIN」7号に掲載された、林さんの「スムースの作り方」は、知らないことが多く、帰りの新幹線で夢中になって読み、感動し、ちょっとホロっときました。スムースファンは必読でしょう。お問い合わせは、発行人の中尾務さんまで(552・0001 大阪市港区波除2・10・14 本誌代600円)

当日は、京都編で好評だった「均一・岡崎 vs赤貧・山本 古本十番勝負」などの企画もあります。今回は300円か500円か、勝負のレベルを値上げするみたい。



日時  5月8日(日) 午後3時から5時半(予定)

場所  「南欧市場 Ole Ole〈オレ・オレ〉」千代田区神田神保町1-4−B1(パチンコ屋「人生劇場」隣り) 電話 03-5280-1137

会費  3500円

本日(4月4日)より、参加者を募集します。「東京スムース友の会」という件名で、南陀楼綾繁(kawakami@honco.net)までご連絡ください。予約が30人に達した時点で締め切りますので、お早めにご応募ください。

以上、ナンダロウアヤシゲさんの日誌からお借りした情報に手を加えました。

本日は妻と娘が、実家に帰省しており、ひとり暮らしのわたしです。
前夜、彷書月刊の連載をなんとか書き上げ、今日の午前中は、同誌の特集「ラジオ」について、TBS「森本毅郎スタンバイ」出演の記を書く。これが意外に難しかったな。何を書くか、焦点がしぼれず困った。
このところ、山田太一のエッセイ集『逃げていく街』を読み返していた。こんなところに目が止まる。
 「若いとき、おおむね人は、自分になにが出来るかとあれこれさぐって、自分を知ったりひろげたりつくったりして行く。/ところが六十代に入って気がつくと、なにが出来ないか、というところで自分を意識することが多くなっている。(中略)妙ないい方だが、なにが出来ないかというところに、可能性を求めているような気持ちがある」
 山田はこの歳になっても、どうしてもできないという「不随意の領域」があるという。
 「私はこのごろ、そうした不随意を無理に克服しては勿体ない、という思いがある」

夕方、散歩がてら自転車で一ツ橋「ブ」へ。絵本コーナーで、佐々木マキムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』福音館を200円で買う。

ブログに移したことで空家になった、彷書月刊のHPの日誌のところに、「こんな一冊を見つけた」という連載を開始しました。毎週、書くつもりですが、どうなるでしょう。気長にアクセスしてみてください。第一回目は『枚方の歴史 改訂版』です。