昨夜ぶじ、3週間土日開催の「白い扉」素描展のフィナーレを迎える。最終日も、遠隔地まで、思いがけない方を含め、たくさん知人友人に足を運んでいただいた。ちゃんと集計していないが、のべ100名の来客、大小20点以上の絵が売れた。画集も40数冊売れたはず。なんとか面目を果たした。関係者各位にお礼、申上げます。昨夜は閉廊後も高橋邸居間で、残ってくれたお客さんとおでん、つまみを囲み、来客からいただいた焼酎、ワイン、日本酒を次々と空ける。心も身体も、どんどんほどけていきそうな気分だった。閉店後、駆けつけてくれた「むしくい堂」さんには、また家まで車で送っていただく。これは助かりました。お疲れのところ、申しわけなかったです。
今週、どこかで画廊の撤収作業をして、それで本当におしまい。いまは「祭のあと」(吉田拓郎)の気分で放心している。昨年が西荻ブックマークで「還暦パーティ」、今年はこの「素描展」と、まわりが盛り上げてくれて、記念すべき年々を送ることができた。人生にいい句読点を打てた感じ。つくづく果報者であると思う。打上げに参加してくれた古ツアさんと話していて、11月18日「みちくさ市」に古ツアさんが出店するというので、頼んで、端っこで今回作った素描展画集『風が穏やかな日を選んで種をまく 岡崎武志素描集』(盛林堂書房/1200円税込み)サインとイラストと落款ありを一緒に売らしてもらうことになった。ひさしぶりに「みちくさ市」に出かけていって、古ツアさんと『青春18きっぷ』も二人でサインを入れ、売ります。どうか、お出かけ下さい。