八王子に縁ができた(「白い扉」)ので、素描展会期中に、いっぱつ、高尾山に上るかと思案中。ただし、通常のルートは観光地化し、避けたほうがいい。南高尾山稜という、大垂水峠までバスで向い、そこから小仏城山、あるいは、中沢山、草戸山とたどって高尾山口駅へというルートを考える。しかし、八王子、あるいは高尾、高尾山口各駅から、バスは午前中一本だけ。4時間強のコースタイムで、どうやら、別個に、平日に行ったようがよさそうだ。
折々のうた」は継続して、各巻をアトランダムに拾いひろい読む。「分裂した私が、空からおりてき、いきなりコンクリートの上で自分にだきつく」は、なんだか侃々諤々から出た、現代若手の歌人のようだが、前田夕暮の歌。「さういふこともあらう、さうであらう、何しろ自分は自分で忙しい」は若山牧水。なんだか、旧派の御大たち、はじけているなあ。これは『第十 折々のうた』より。
本日、『青春18』『素描集』ともに、見本ができてくる予定。楽しみ。戸田市在住時代、下宿から近いスーパー「忠実屋」へ毎日のように通い、買い物をし、独りぼっちを慰めたものだが、その後「ダイエー」、現在は「ベルクス」になったと知る。「忠実屋」創業ものがたりをウィキペディアで読むが、面白い。店名はキリスト教の教えによる。一度、「ベルクス」戸田店を訪れたい。