昨日は、午後遅く、小雨のなか出陣。「中井」駅で新潮社Mさんと待ち合わせ、「新潮講座」29日「林芙美子を歩く」の下見に。「新潮講座」を終えたぴっぽさんがMさんと一緒に。ゲストである。4時半出発(林芙美子記念館はこの時間に閉館)、坂を巡り、川を渡り、いくつかチェックポイントを確認し、新井薬師近くのお洒落な居酒屋で打上げ。ぴっぽさんが、今日講座で取り上げた中野重治の話など。高田馬場でぴっぽさんと別れ、当日の打上げ会場をリサーチして、この日は終了。この日持ち歩いた岩波文庫林芙美子随筆集』は、写真もたくさん入っていて、優れた一冊だが品切中のよう。
今日は外へ出ず。午後から陽射し強くなり、真夏に戻ったような熱さ。「週刊現代」書評(『話芸の達人』)書きあぐね、つまり言いたいことが多すぎるのだ。手堅くまとめる、ということができず、苦労する。なんとか4時ごろ送付。おでんを作る。大相撲を見ながら、ビールでおでん。白鵬優勝とともに幕内1000勝。祝い、飲み過ぎる。10月27日(土)から、八王子「白い扉」で始まる「岡崎武志素描展」のDMハガキ200枚が届く。なんだかうれしい。各所に置いてもらうとともに、送付準備をしなくてはならない。11月11日までの土日のみ開催、となる。11月4日は、オーナーでミュージシャンの高橋秀幸さんと、ギターを抱いてトーク&ライブの予定。3日(「新潮講座」田端)以外は、だいたい在廊予定。売れてくれるといいが。
11月の頭のスケジュールも決まり始め、書き下ろしを一本、今年中に、などと豪語したが、どうなるか。今年も終わりが見えてきた。島尾敏雄『「死の棘」日記』を少し読む。ところどころラインが引いてあって、そうか再読なのか。「カテイノジジョウ」を毎日のようにせめぎあう両親を前に、子ども二人が可哀想だ。