ちょっと遅れた、古通連載の原稿を送付。今回、「青春18きっぷ古本旅」取材で、あちこち古本屋を巡っていたため、足元が手薄になっていた。「リズム&ブックス」へ行けたので、これをベースに書く。次回はどうしよう。秋と銭湯、ということで大田区を攻めるか。
16日夜、高円寺「ペリカン時代」での「ふちがみとふなと」ライブはよかったなあ。このコンビが作る音楽の世界観とエンターテインメント性に、ほとほと感心する。店は満杯、立ち見の盛況であった。久住卓也くんの隣りに座り、始まるまで、あれこれ喋る。卓ちゃん、映画をよく見ているのなり。見終わると、SNSの映画好き仲間で、感想のやりとりをするのが楽しいという。その中の強力な鑑賞者が、中川五郎さんのパートナーだという。オドロキ、オドロキ。
「ささま」で買った、小杉小二郎『巴里ゆらゆら』を大切に読む。夕べのスキヤキの残りで、昼は牛丼だ。少し涼しくなって、また、あちこち歩きたくなる。スケッチブックを持って行こう。
9月29日「新潮講座」の文学さんぽは、林芙美子探訪で中井を歩く。あれこれ調べるのが楽しい。岩波文庫林芙美子随筆集』をつねに傍らに置く。尾崎翠松本竣介吉屋信子尾崎一雄の話もしたい。上高田の功運寺に芙美子の墓がある。これは記念館とともにマストのポイント。記念館の先、土筆堂書店というのが気になる。営業していたら、立ち寄りたい。2時スタートです。帰りは落合駅から高田馬場へ。ここでブックオフへ寄り、どこかで打上げ。担当のMさんと、ちゃんと事前にこのコースを下見して回りますので、ご安心を(大森でご迷惑をかけた教訓)。妙正寺川沿い三の輪湯という銭湯が健在で、創業は1932年というから、記念館の住居に移る前、近くで2度引越しした芙美子が利用した可能性がある。