なんだか昨日からぐずぐずした天気で、それも午後には晴れるというが、いまは小雪だ。自転車がパンクする痛恨の事態で、遠くの「アサヒ」まで歩くかして、軽トラを借りて積み込んで、また持っていかねばならない。するとこれまでたいてい、「チューブもタイヤも交換した方がいいですよ」と、言うのだった。カンタンに言うなあ。
昨日はだからバスで駅まで。中川フォーク・ジャンボリー17回(ゲスト中川イサトさん)を無事終える。けっこう長く、イサトさんから、大阪時代の話を聞く。このあいだ入手した「フォーク・リポート」では、鶴橋在住時代の西岡たかしさんが、いつも「足袋をはいた」変わった人と書かれていたが、昨日の話だと、さらにいつも長靴を履いていた、という。そこへ、手製のバンジョーを持ち、町を歩いていたというから、これは鶴橋では目立つ。高田渡の話もずいぶん出た。新幹線で名古屋入りするとき、例によって酒を呑んでて、名古屋に着いたことに気づき、あわてて降りたらギターを忘れていた。網棚(とは新幹線では言わないか)に置いていたのである。それでも販促用のCDはちゃんと手にしていた。結局その日のライブは、主宰者側のギターを借りて歌ったそうである。
今日あたり、サンデーで選んだ本が届くか。またヨムヨムの日々だ。本を読むのは、どれだけしても飽きない、というのも一つの才能だろうか。金井美恵子スタア誕生』、いとうせいこう『小説禁止令に賛同する』、村上春樹訳/E・レナード『オンブレ』などを選んだ。
張り替え、書き直し、継ぎ足し継ぎ足ししてきた「マイ・フェバリット・ソングブック」ノート(好きな歌の歌詞にコードネームが振ってある)に、曲順に通し番号をふってみたが、200近くある。もう40年近く使っている。新たに灰田勝彦「燦めく星座」を書き入れる。ええ歌やなあ。このノート、棺桶に入れてもらおう。