「サンデー」原稿を、手こずって午後送付。シャバの空気を吸いたくなり、仕度して、夕方西荻へ。「盛林堂」へ補充精算。預けていた、壊れた函の補修、小野くんがみごとにしてくれていた。名人芸。均一で珍しく雑誌を二冊買う。一冊は月刊プレイボーイ2008年9月号。特集「池澤夏樹が選ぶ20世紀の詩人10人ほか」。
移動の車中、リアルタイムでは聞き逃しっぱなしの吉田拓郎「ラジオでナイト」をユーチューブで聞く。先週3日分か、ぼくのメール投稿が読まれた。拓郎が他人に作った曲で「日の目を見なかった曲」の特集回で、これをみなさんでPR文を考えてくれという募集があり、このときはリアルタイムで酔っ払って聞いていたこともあり、井上順「風の中」を「扇風機の前で歌っているみたいでしょう、井上順、いま風の中」というPR文を本名で投稿した。それが、「国分寺 たけし」として、番組内で読まれていた。大いに受け、拓郎さん、二回ぐらい繰り返し読んだんじゃないかな。
京都で下宿している時、気まぐれで吉田拓郎オールナイトニッポンに投書したら、読まれたことがあった。翌日、バイト先のロッカー室で、聞いてた人がいて、「読まれてたなあ、びっくりした」と言われた。今回、それ以来だから四十年近くぶりになる。投書したのは、そのときと今回の二回っきりだから、イヤらしい話だが、パーフェクトだ。あぶないなあ。ちょっとこれから、投書シニアと化しそうだ。