いくつか、イベント、フェアが進行中。9月は仙台。ついでに青森・弘前の古本屋めぐりをしようかと。ホテルも取る。だいじょうぶかな。どうもネット予約、というのがいまだにファンで仕方ない。
昨日は山川出版社安野光雅さんインタビュー。91歳というが、いやあ、頭脳は明晰で記憶も確か。おどろきました。安野さんを何度か笑わせる。いい笑い方。『本が好き』にサインをしてもらう。そのまま担当のSさんと歩いて小川町。芸術新聞社で『人生散歩術』30冊にサイン、落款、イラストを入れる。ちょっと途中で飽きてきて、イラストにセリフを入れる。イラスト(似顔絵)も手慣れた頃に飽きてくる。ちょっと手を考えよう。
「アカハタ」書評用、紀田順一郎『蔵書一代』松籟社、届く。紀田先生、そんなことになっていたのか。600冊を手元に、あと数万冊をすっぱり処分。ううむ。全頁全行、集中して、手に汗握りながら読む。岡山の書の館も処分されていたとは知らなかった。もともとの緑区にある自宅、へはうかがったことがある。
酒の飲み過ぎ、昼寝のし過ぎ、もあって、夜、目覚めたら朝と、なかなかならない。変な寝方をしてしまう。仕方ないか。夜中起きて、また飲んだり。
ジョン・アーヴィング『神秘大通り(上下)』新潮社を読み始める。例によって例のグロテスクでリリカルな世界が展開。よくこんな人物設定、物語を考えつくなあ。湿気を肌にまといながら国立さんぽ。いつも使っているコクヨのスクラップ帳を買いに。ついでにうろちょろ。「みちくさ」で大貫妙子「ワン・ファイン・デイ」を買う。こんなの出てたんだ。持ってるだが、いま確認したいことが出来て、「ブ」で澁澤龍彦『偏愛的作家論』福武文庫を買い、「ド」でガシガシ、ラインを引きながら読む。これは使えます。なかに福武文庫一周年のチラシが入っていた。福武文庫は1985年創刊。すごいラインナップ。
あれこれ仕事のことが頭をせめぎあい、沸騰する。一ツ橋大の正門交差点の上を、トンボが乱舞していた。小さなトンボだった。とにかく今日を、よりよく生きよう。