借りたDVDで、越川道夫監督「海辺の生と死」をようやく見終える。一気に見れずに、2時間35分ぐらいあるのを、分けて見た。ずっしり来るとともに、奄美の海、砂浜、森など、風景が美しい映画だった。けれんのない、落ちついた、一本の縄をピンと強く張ったような映画だった。ときに空ろな、ときに燃え盛る目をした満島ひかりの存在感が光る。脚本監修で名を連ねる梯久美子さんが、『狂うひと』で講談社エッセイスト賞を受賞。これで同作の受賞は何本目だろう。
夕方に楽屋入りする「ビブリオ」中川フォーク準備(満員御礼!)のため、小室等さんの『出会いは旅のなかで』(2冊持っていることに気づいた)をメモを取りながら読む。
図書館へ、いま準備中の本について、いくつかの方向性を頭に、本を探しに行く。すぐ見つかったものと、もう少し準備していかないと探せないものがあった。夏の図書館は避暑地のようで、多くの人が静かに、雑誌などを手に涼んでいる。もう夏休みに入ったのか、小学生の姿も。図書館はBGMもなくて、大きな話し声もなくて、涼しくていいですよ。
レモンと生姜を薄切りにし、水で割り、はちみつを足した飲料がおいしかったので、また作ろうと思う(市販の紙パックのは、甘過ぎる)。が、レモンって、けっこう高いのな。一個100円ぐらいする。ふだん、レモンは買わないもの。冷蔵庫に、たいていあるもの、と思っている。