okatake2017-04-02

寒い朝、早起き。昨日、北條(一浩)くんから取った談話を原稿にまとめ古ツア・盛林堂に送付。そしたらすぐさま、ナンダロウくんからも依頼してあった、中央線古本屋原稿が届く。さすがプロの、神経の行き届いた原稿。『中央線古本屋地図(仮題)』のいよいよ全貌が見えつつある。
昨日は西荻ブックマーク第97回「山田太一を語る」が無事終わる。雨で客足が心配されたが、けっこうな人数が集まり、山田太一礼賛熱が客席の隅々まで行き届いたと思う。客席側もすごく、「『高原へいらっしゃい』は何年だったっけ?」と言うと、すぐさま「1976年!」と客席から声が。丸山くんが、早稲田の卒業論文(製本済み)で書いた山田太一論を持参する。「優」をもらったそうである。手を加えて、本になればいいのになあ。
打ち上げでもまた山田太一。ドラマやセリフの細部確認が飛び交う。そんななか、北條くんが話題のドラマ「カルテット」のことを口にし、「いま、このドラマを見ていない人はいないですよ」と言うが、その場にいた、ぼくを含め5人ぐらいが誰も見てなかった。やはり「いまどき」の集まりではなかった。一人、山田太一世代とは明らかに違う、若い女性書店員がいて、話を聞くと「父が古本屋で」と。なんと駒場東大前の「河野書店」さんの娘さんだった。これは、みんな知ってて、知識の偏りがすごい会であった。
音羽館にサイン・落款、イラスト入り『風来坊ふたたび』を5冊追加。まだ、あると思います。5月3日コクテイル「トリオ・ザ・ポエムズ」ショーの告知ハガキを拡大、彩色してポスターを3枚つくる。こういうところは、マメなんだから。