晴天の2月の終り。盛林堂プレゼンツで動いている、古ツアさんとの共著第三弾『中央線古本屋地図』(仮題)の取材で、午後、八王子へ。「ほしの」で久々にとんかつ定食を食べ、西八王子へ移動、中央図書館で下調べ。夕方、八王子「佐藤書房」佐藤さんにインタビュー。そもそもの始動から、現在まで、たっぷり、根掘り葉掘り約一時間半、話を聞く。これがおもしろいの。できるだけ、文章で再現したいと思う。佐藤さんと「佐藤書房」へ戻ったら、なんと、高円寺のバー「テル」仲間のSくんがいる。聞くと、地元民で、佐藤書房の常連客だという。佐藤さんと、Sくん、ぼくで居酒屋へ。とめどもなく、尽きぬ話をする。佐藤さん、チョウチョの捕獲、収集者で、熱の入ったウンチク話を聞いた。なるほど、そうですか。4月1日に決まった、西ブクの山田太一を語る会、参加メンバーのMくんも「テル」仲間。たかだかカウンターに8名座れば満杯のバーの常連客の人脈が、亡霊のごとく、甦ってくる。