okatake2017-01-23

昨日、今日と晴天つづき。いきなり「富士塚を見る」に目覚め、昨日は所沢「荒幡富士」、今日は府中「浅間神社」へ。どちらも自転車での遠征。しかし、前者は狭山丘陵の内にあり、アップダウン激しく、太ももがパンパンになる。千駄ヶ谷の「鳩森八幡」、駒込の「富士神社」は踏破済み。多摩地区にも武蔵境、西立川、清瀬、小作などにあると知る。少しずつ踏破するつもり。都心に赴くときにも、チェック。新しい遊びなり。微小な征服感もあるのなり。愛用、酷使しすぎて買い直した『山手・下町散歩』地図には、ちゃんと「富士塚」のマークが神社に入っている。なんて優れた地図なんだ。
府中行きでは、ついでにお隣りの多摩霊園へも初めて足を運ぶ。乱歩の墓へ。平井家代々の立派なお墓だった。
なんやかやで慌ただしく一月が過ぎて行く。用心深く、ことを進めていこうと思う。
「雲遊天下」最新号(125号)が「特集 高田渡の夜」。昨年四月、国立ビブリオ「中川フォーク」でのトークを、12ページにわたり、編集長の五十嵐くんがうまくまとめてくれている。こうして記録に残ること、非常にありがたい。これは今後、高田渡に関する重要な資料になるはず。連載ではナンダロウくんが、本イベントで日本国中を東奔西走するすさまじいスケジュールの日々をレポートしている。さまざまな本のイベントに関わりながら、「本や読書を無条件に礼賛する風潮に乗れないのだ」と告白している。編集メモでは、思いがけず、『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』を書影入りで、好意的に紹介してくれていて感謝。大塚まさじ友部正人(息子の小野一穂さんについて書いている)、中川五郎各氏の連載もあり、ますます充実した号になっている。買っておいた方がいいと思うなあ。