okatake2016-12-05

前夜の一年七組忘年会のことを善行堂ブログで読む。11月に同窓会をやったばかりなのに。いや、今年8月の善行堂還暦ライブが同窓会みたいなものだったし、9月の「たられば書房」オープニングイベントにも、一年七組同窓生のぼくと善行が出ていたから、やはり同級生がたくさん来てくれた。ほとんど月刊「一年七組」である。
http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/
このクラスが特別みんな仲がよかったというわけでもないと思うが、それでも定期的に(10年ごとぐらいに)同窓会を開いてきて、変わった(成長した)姿も確認しあっていた。もう懐かしいを超えて、ふつうに友だちが集まる感じだ。それぞれの人生、生活圏のなかでは、上下関係もしがらみも反発もあるだろうが、ここへ集まれば、それらのことは霧散して、十代の頃に戻ってつきあえる。親しみのある悪口も言い合える。みんな還暦を迎えて、そのことがひどくうれしいのだと思う。
ぼくは経済的事情で、11月も12月も参加できなかったが、それでも仲間が集まっているということが、うれしいのである。
昨夜NHK「映像の世紀」で、20世紀を飾った女性たちの肖像を、貴重な記録フィルムで振り返る企画で、すばらしかった。メモを取るのを忘れたぐらい。ココ・シャネル、マリリン・モンロー、ジャクリーヌ・ケネディ江青、ヒラリーなどなど。再放送の際は録画保存しておこう。
長野重一『東京1950年代』、何度も見ている。長野は1925年生まれで、この写真集が出たのが2007年だったから、もう亡くなられておられるかなあ、と検索したら、なんと御年91で生きておられた。解説は川本三郎さん。
長野は銀塩で、ネガ、あるいはプリントした写真を管理保存していたから、こうして写真集になった。いま、デジカメ、スマホ、ケータイで一般人が、膨大な数の写真を撮っているが、それらは50年後どうなるのであろう。
サンデー毎日」明日発売号、連続企画「昭和のテレビ」に「おれは男だ!」上編が掲載。私が森田・早瀬対談の進行をし、菊池記者とともに原稿をまとめた。自信作であります。これは、準備も含めて、楽しい仕事であった。共演の笠智衆について、今まで聞いたことのないような(いっぱい過去の資料を読んだから間違いない)驚くべきエピソードが披瀝されている。「下編」は来週号。刮目して待て。夕方、ようやく「エコノミスト」の「読書日記」を送る。本日、もう一本締め切りあり(7割方、すでに書いているが)。明日はいよいよ、『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』(原書房)の見本が出来てくる。楽しみ。