昨日は長い一日で疲れてダウン。変な夢で眼がさめる。
昨日、遠足の前の日のように眠れず、早起きして、午前中いっぱい準備、午後、「サンデー」の仕事で千葉へ。森田健作早瀬久美「おれは男だ!」コンビを取材。楽しい時間となり、記念写真も撮ってもらう。うれしい! 帰りの電車内で何度も見る。「おれは男だ!」は1971~72年の放送で、ちょうどぼくの中三から高一にあたる。じつはけっこう当時、熱心に見ていて、森田健作さんのLPも買った。その頃、まさか将来、ご本人に会える日が来るとは、もちろん思っていなかったわけだから、こういう仕事に就けた悦びを感じる。電車を乗り継ぎ、「サンデー」で本えらび、その足で休まず高円寺「コクテイル」へ。ひさしぶり。某社Yくんと打ち合わせ(あとはやるだけ)。店へ入ると、狩野くんが「わあ、電話さしあげようと思ってたんですよ」と言う。ある頼み事をされるが、簡単に「よし、やるよ」とは言えず、申しわけないが、条件があえば、ということにしてもらう。経済的に余裕があれば、その余力として、どんな仕事でも前向きに受けていけるが、貧すりゃ鈍するの見本のような日々で、やる気が殺がれている気がする。じつは、こういう時こそ、突破口として、前傾姿勢になる必要があるのだ。それはわかっているのだが。子どもの頃から、怠けたくてしょうがない(あれ? これ魚雷くん創出のフレーズだったろうか)、という姿勢を貫いてきたので。夢中になれることは夢中になるのだが(誰でもそうか)。
ひさびさ、永井龍男を文芸文庫で読む。「冬の日」は、情欲のチラリズム。完璧な作品。老人文学の可能性が、身にしみるなあ。