数年に一度くらいか、週刊読書人から書評依頼がある。今回は吉野孝雄著『外骨戦中日記』(河出書房新社)。原稿料がいい、とは言えないが、大切な書評媒体であり、営業品目の筆頭に掲げている以上、これは喜んでやる。そういえば、20年くらい前か、ここで「時代小説時評」を受け持ったことがあった。時代小説はまったく畑違いだったのだが、その方がいい、と言われ引き受けた。2年やったか。これは、しかし、勉強になりました。
目次案を含む長目の企画書を一本書く。たぶんダイジョウブと思うが、最後までわからない。我らが生き延びる道を教えよ、という気分である。
6月は牧野伊三夫さんイベントで、小倉へ行くが、その牧野さんから、手書きの北九州観光案内地図がファクスされる。これ、全部行くと、一週間はかかるわ。牧野さんの郷土愛が満ち満ちている。あっというまに当日になりそう。航空機に乗る旅は、いつまでたっても慣れず、不安で、近づくと変な夢を見たりする。ストレス、なのだろう。