昨日、思い立って所沢へ。「彩の国」古本市2日目、午後からの参戦。例によって宏大な催事場、眼をオートフォーカスにして流して行き、ひっかかるところだけチェックというやり方。それでも2時間近くはいたか。プリーモ・レーヴィ『休戦』岩波文庫は見落としていた。2010年の刊か。こいつを拾おう。「dankaiパンチ!」の「ちあきなおみ特集」の入った号、山本嘉次郎の一冊『春や春やカツドウヤ』はけっこう見ない、などなど。大岡信谷川俊太郎『対談 現代詩入門』を読んでいて、谷川が影響を受けた詩人として和泉克雄の名を挙げていて、知らない詩人だ。検索するとやたらひっかかるのが熱帯魚、グッピーの研究書。そちらの専門の方が有名らしい。詩集はけっこう高値がついている。この日、「彩の国」へ出かけたのも、ひょっとしてと思ったからだが、なかった。まあ当然ですね。