土曜はがまんしたが、やっぱりムズムズしてきて昨日中央線展(西部)へ。2800円、細々と買う。いつもそんなに注意して見ないが、作品社の『東京詩集』3が戦後編(正津勉編)。岩田宏神田神保町」、茨木のり子「本の街にて」など、なるほどなあ、そこに扱われた街で詩を読むこともできる。岡林の「山谷ブルース」や、喜多条忠神田川」、松任谷由実「中央フリーウェイ」など歌詞も入っている。友部の「一本道」の自注として、見落としていたエッセイが引用されていて、これは「ここが私の東京」増補に使える。伊藤比呂美小田急喜多見駅周辺」は、これまたピンポイントな。
帰り、コクテイルのある通りを西進、その先を北へ。馬橋公園を横切って、一本、住宅街をずっと斜めに突っ切って阿佐ケ谷へ向かうコースを初めて歩く。ついでに久々の「コンコ堂」。ちょうど、通りではナントカ市を開催中。人出があった。「コンコ堂」では、音楽の棚から、2000年「ロック画報」フォーク特集号を500円で。1969年「あんぐら音楽祭カレンダー」がカラーグラビアで。早川義夫から高田渡岡林信康まで、フォークを煮詰めたような顔触れが並ぶ。当然ながらみな若い。
石塚真一のジャズ漫画「BLUE GIANT」5.6巻を国立「ののわ」オリオン書房で買う。マンガを新刊で買うなんて、いつぶりのことか。
酷寒の夜、寝床で森有正を数ページずつ読む。
大人の休日パス適用がもう始まっているが、この雪じゃあ、ちょっと使えないか。