早朝、強い揺れで目覚める。どこかで何かが崩れた音あり。いつもどこかで何かが崩れているので、さほど気にならず。朝食をとって二度寝。帰宅すると、妻子が部屋のなかで、ロバの親子を飼っている夢を見る。いくら何でもそれは無理だろうと、しかし、どうして怒ればいいのかを考える。
至近の高校で、今日明日と文化祭。とても家にいられる状態ではないので、午前早くに「古通」の取材をする準備をして逃走。高円寺・西部「好書会」でごちゃごちゃ買い、「盛林堂」「上々堂」へ補充。すると、もうそこで遠隔地へ取材する元気を失っていた。「好書会」「盛林堂」で30冊は買ったか。いい加減にしなさい。武蔵小金井下車。「ジャンゴ」でどうにか一冊買い、今月は、これで何とかするしかない。宮本常一をからめて書くつもり。
明日もまた、どこかに逃走しなければ。「上々堂」で、山田太一『友だち/深夜にようこそ』を自分の棚から抜いてくる。昨夜、久しぶりに『早春スケッチブック』を読み直したところ。大和書房の山田太一脚本シリーズ、古本屋、古本市でもあんまり見なくなった。新潮文庫に入ったのも、見ないよ。
夜、うっかりして「ローカル路線バスの旅」の新作、最初の一時間ぐらい見るのを忘れていた。大失敗なり。大阪から鳥羽へ。途中、熊野が映る。雑誌の取材で行ったのは、あれは何年前か。