先週に引き続き、雑司ヶ谷コミュでの文化講座、第二回(最終回)を終える。ぼくのほか、連日、いろんな講座があり、席はほぼ満席。年齢は70代が中心と見受けられる。人生の先輩たち相手に、少々やりにくい。前回と今回、各2時間の講座で、その準備にくたくたになる。
帰り、雨上がりの学習院前の並木道を、目白まで歩く。このあたり、いつも美しいと思う。子どもも大人も青年も、きれいな人しか歩いていない。
帰宅すると、広島「古本交差点」の売残りが、大段ボール箱で4箱届く。すでに、壁際に、古本を詰めた段ボール箱が積み上げられて、そこに加えて、かなりの圧迫感。一度、4箱の中身を全部出して、サイズ別に整理し、3箱強にまとめる。こんなことばっかりやっているから、手慣れたものだ。なかに中村とうよう『アイウエ音楽館』があり、そうか、ここにあったかと、ホクホクと抜き出す。近頃見ない本なり。1988年の本か。これを読んで、もう一度、武蔵美の展示を見に行こうと思う。
ほか、自分で買って、自分で出品した本なのに、ずいぶんお見限りで、忘れている本も多い。
7月20日までの、小金井公園たてもの園の「モダン都市の文学誌展」へ早く行かなきゃ。