思い立って、午前中から高尾山口駅へ。新しくなった駅舎を見る。きれいな観光案内所もできている。しかし、まるで観光地のような、ものすごい人出で、駅前は混雑。それをすりぬけ、あまり人が行かない、草戸山を目指す。え、ここが? と躊躇するような、住宅裏の細い細い道が登山口。途中、トラブルあり、30分ほどのロスもあったが、4時間近い行程で、無事、高尾山口駅まで戻ってくる。アップダウンがこまめに訪れるコースでけっこうバテた。汗をぶるぶるかく。腰のちょうつがいがはずれそうだ。
高村薫に今頃ハマって、『照柿』読了後、『レディ・ジョーカー』にとりつく。文庫で3分冊の大長編。しかし、なんというおもしろさであろう。電車を待つ少しの間にもページを開き読み継ぐ。ガシガシ、ラインを引き、メモを取る。すぐに1巻は読了。映画化されたDVDもアマゾンで注文。
魚雷くんも書いているが、佐藤正午『書くインタビュー』(1・2)小学館文庫が、これは、ライターとのメールでのやりとりによるインタビュー集なのだが、最初のインタビュアーが気に入らず、佐藤さんが、けっこうキツいことを何度も言って(佐藤さんから言えば、当然のことだろうが)、女性ライターがとうとう途中で降りてしまう。ここ、同じライターとして、怖かった。会わずに、電話で、メールで取材することはなきにしもあらず。その方が楽で、簡単とは言えず、会うことで、時間を共有することで、なんとなく空気ができて、多少の誤差が埋められるということもあるのだ。
明日、野球が休みで、臨時に「オトパラ!」が放送される。3カ月ぶりにニッポン放送へ参ります。生放送。レギュラー出演者が全員、登場する。ぼくは、夜、8時ごろからの出演になると思います。よろしく、同調ください。