■

1980年代か、書肆山田から出ていたライトヴァースのアンソロジー詩集シリーズ。そう言えば、最近、見かけなくなったぞ、と思う。薄くて、四角くて、可愛らしい装幀で、目を引く。今でも1000円以下なら、買っておいた方がいいかもしれない。
『なげきぶし風の墓碑銘』『魔女様御優待乗車賃無料』『太陽の半分と月の全部と』『神様も大あくび』とタイトルも変わっている。スムースでいつか、詩のアンソロジーを編みたい、とじつは秘かに思っている。
「ラジオ深夜便」に音羽館・広瀬くんが登場、と聞いていたのに聞き逃した。ざんねん。
台風接近、雨風が強い一日となりそうだ。
詩人の長田弘さんが亡くなった。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150510/k10010074851000.html
ぼくは、もう10年ぐらい前だろうか、ＮＨＫラジオで読書について語る番組で長田さんとご一緒している。うれしかった。岩井小百合さんもご一緒。
『私の二十世紀書店』（中公新書）は名著中の名著。ことあるごとに読み返し、知識だけでなく、その心根と語り口にしびれる。
5月19日、東京堂書店で『書影の森』（みずのわ出版）発刊記念トークがある。これ、すごい本です。本好きなら一家に一冊常備。これだけで酒が何杯でも飲めます。http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/