いくつか締め切りがたてこんでいるのに、工作舎から出る『気まぐれ古本さんぽ(仮題)』のゲラがどさりと届き、読み出したらやめられなくなった。どうしよう。一旦、閉じて、目の前に迫ったことを片付けないとと思うのだが。すでに『気まぐれ古書店紀行』(工作舎)にまとまった以降、2006年からの分と、「古書通信」連載中の文章を8年分収録したもの。あらためて、いろんなことがあったと備忘録のように読めるのだった。
昨日、今日と小平市市民会館での、恒例「古本市」。単行本50円、文庫・新書・雑誌が30円。初日、開場20分前に行ったのだが、すでに50名近くは並んでいるか。古ツアさんの姿もある。けっきょく、昨年とほとんど同じ位置取りで並ぶことに。
妻娘とともに行ったのだが、娘には「講談社文芸文庫ちくま文庫は手当たり次第に抜け」と指令を出す。しかし、文芸文庫は一冊しか拾えず。持参したトートバッグにばんばん詰めていく。古本まんぷくの二日間だった。
来週は、もう4月、2日(木)夜8時半から下北沢「B&B」にて、青柳いづみこさんとのトークがあります。
http://bookandbeer.com/blog/event/20150402_merde/