そんなことしてる場合かと、あの顔、この顔、その顔を思い浮かべ、かけなかったが、じつは「大人の休日」パスを使って、7、8、10日と東日本を駆け巡っていた。バカモン! すいません、すいません。
さすがに月曜は仕事が立て込み、使える一日分をパス(ああ、もったいない)。7日が日立「佐藤書店」と水戸「とらや」。8日が仙台「火星の庭」で前野さんと久しぶりに喋り、その向日性にポンコツとなった我が体が熱くなる。帰り郡山「てんとうふ」(4月に移転。自宅倉庫で新展開と聞く)は3割引きセールで、ぼくとしては珍しく5000円ばかり買う。書肆ユリイカ稲垣足穂全集ほか、いい本が買えた。佐藤さんでもてんとうふさんでもご店主から話をうかがうことができた。なぜ、古本屋さんと話すと、こんなに充実して、楽しいんだろう。うれしい充電。
今日10日が最終日で、前橋「上州古本まつり」を覗きに。山猫館「元気印」水野さんに挨拶。ここでもけっこう買う。さすがに郷土資料、史料ものが充実。レンタサイクルでぐるぐる前橋さんぽした後、高崎まで戻り、さあ長野へ行くか、新潟へ行くかなどと考えたが、ひさしぶりに高崎下車。「みやま書店」さんと、高崎市美術館に併設する旧井上房一郎邸を見てくる(文京堂は見当たらず)。ちょうど前橋で、山猫館出品の「みやま文庫」『群馬交響楽団写真集』をホクホクと買ってきたばかり。また、「ここに泉あり」が見たくなる。このあたりのこと、「古通」に二回ぐらいに分けて書けるか。1万5000円「大人の休日」パスで、4万円分ぐらいは乗ったと思う。
今夜は「オトパラ!」。『月刊小説王』について。もうすぐプロ野球開幕。したがって半年続いた「オトパラ」出演も、あと二回で終了(半年後に再開とも聞くが、まだ未定)。今週は忙しくなる。