〆切の件があるので、どうしても小声になるが、本日、青春18最終を使って、内房線「富浦」散策をしてきた。4回目を妻が近場で使い、その時点で、青春18きっぷの元が取れていないことに気づき、早朝から勇んで出かけた。千葉から木更津で乗り継ぎに30分以上足止めをくい、駅前を歩くが、商店街はシャッターを閉じ人影もなくさびしい。アクアラインができて、通り過ぎるだけの町になったのか。かつて妻とフェリーで木更津から千葉へ上陸したことがあったが、そのときはもう少し活気があった気がするが。
4時間近くかけてたどりついた富浦駅も降りたのはぼく一人。駅前の商店はすべてシャッターを閉じている。ガイドブックを片手に人通りのない道を浜辺まで歩き、富士山を拝み、石を拾う。このあと大房岬ハイキングを試みるが、やっぱり人影なし。二時間ほどの滞在で、一時間に普通は一本しかない、富浦駅へ駈け足になる。最後、7分ほどダッシュして、ようやく千葉行き普通を捕まえる。はあはあ、ぜいぜいと上り電車。
内房は、光にあふれ、めちゃくちゃ暖かい。Tシャツでもオーケーという日和であった。それなりに収穫はあり、身体を酷使したハイキングにも満足。
しかし、古本が! 帰り、荻窪下車、「ささま」に初詣。内、外で7冊買う。ノムラくんが「おや、オカザキさん、白髪が増えましたねえ」と、また余計なことを。「そうやねん、じつは、あんまり先が長くないねん」と。