珍しく明け方、金縛りにあった。頭は覚醒しているのに、身体が眠ったまま、というアレですね。悪夢のあと、ベッドに何かが当る音が断続的に聞こえ、地震の前触れかと思う判断力はあり、しかし、部屋に何かがいる気配がする(小動物)。起きなきゃあ、と思うが身体がまったく動かず、枕元の目覚ましを手に取ると、針がくるくる回っている。ほんの数秒の出来事だったのかも知れないが、長く感じた。
「雲遊天下」119「特集 わたしの仕事」いただいております。巻頭が友部正人のエッセイ。ほか、大塚まさじ中川五郎とフォーク関係の文章が、なんだかとてもキブンよく読めてしまう。ナンダロウくんが、鳥取のヘンテコな古本屋「汽水空港」を始めようとしている若者をインタビューしている。
gui」103号は奥成達さんから。畏友・岩田和彦くんの連載から読む。四ツ谷をめぐり、二人の先輩を結びつけようとする話。おせっかいな親父たらしぶりが楽しい。
いまや古書価のつく「股旅堂」目録も12号。集め方も並べ方も独特なセンス。カフェ、デパートほか風俗・盛り場の章に欲しい本がたくさん。小杉未醒の絵入り『東京四大通』なんて、こんな街ガイドが出てたんですね。明治40年
いよいよ仕事がたてこんできた。情勢はきびしい。慎重に確実にこなしていくこと。それが早道。