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祝！　阪神タイガース、巨人を４連勝で破り、日本シリーズ進出を決める。
今日は、満を持して、４時間近く決戦を見守る。野球の試合を、こんな思いで見るのは、何十年ぶりだろうか。上京してから、どこか阪神に冷淡になって、あまり試合を熱心に見なくなっていたが、今夜は違った。祈るような思いで、応援し、歓喜の瞬間を迎える。巨人ファンの紳士諸君は、さぞ無念な思いをされたろうが、こんな年があってもいいではないですか。そうでないと、野球がおもしろくならない。どうか骨休めしてください。
『Ｓ先生のこと』で講談社エッセイストクラブ賞を受賞した尾崎俊介氏より、『ホールデンの肖像　ペーパーバックからみるアメリカの読書文化』（新宿書房）をいただく。ペーパーバックの表紙に描かれたサリンジャー『ライ麦畑』のホールデンの肖像の違いの読み解きに始まり、アメリカ文学をブッキッシュに解説した快作、と言っていいんでしょうか。まだ未読なので。じっくり読ませてもらうつもり。