「白州12」を開けて2日目、昨晩はついつい飲み過ぎて半分くらい空いてしまった。こういういい酒を、こういうもったいない飲み方をしてはいけません。最初の一杯だけにして、あとはもっとランクの低いウイスキーでつなぐか。それもしみったれているなあ。
昨日は、張り切って教育誌のコラムと、「ビッグイシュー」書評を仕上げて送る。夜は飲みながら巨人・阪神、プロファイラー「太宰治」(又吉くん登場)、石津謙介青山通りの歴史を描いたNHKを見ながらずぶずぶと沈没。
今朝、早起きして「サンデー」に取りかかる。山を越えて、あともう少し。今回は、犬、猫、フクロウと動物ネタが多い。途中から意識してそう選んだのだが。岩波文庫『江戸端唄集』は画期的な出版で、落語に頻出するどどいつの類について、教えられること多かった。これは買い、ですよ。堀啓子『日本ミステリー小説史』中公新書も労作。「イチオシ」は出久根達郎『本があって猫がいる』晶文社。安心して読める。おや、ここにも「猫」だ。
「読書で日暮らし」さんブログhttp://d.hatena.ne.jp/Tsubute/commentで、『読書の腕前』「はじめに」で紹介したマーサ・グライムズ『桟橋で読書する女』文春文庫のアマゾン価格が高騰している、と知る。あれ、ほんとだ。出品が2点しかなく、5000円近くになっている。これはぼくの筆の力ではなく、内容を紹介しただけで、本好きなら読みたくなるんでしょうね。そういえば「ブ」の文春文庫外文「紺」の背コーナーにも、さいきん見ないなあ、とは思っていました。白背のアン・タイラーもあんまり見ない。それを言い出したらきりがない、から止めておく。
ある人から、メールをもらった。
「今朝のTBS情報番組「朝チャン!」で、
北海道・いわた書店の「一万円選書」の話題を放送していました。
https://www.facebook.com/iwatasyoten/posts/122401961241371
20代の、看護師を目指す女性のために選んだ本の中に、
岡崎さんの『貧乏は幸せのはじまり』が入っていました」
とのこと。そういえば、昨夜の石津謙介の番組で、青山通りの「山陽堂書店」のレジが写ったとき、ちらりと『親子の時間』が画面に入った。レジ前に面陳してくれているみたいだ。本の露出はうれしい。午後、上々堂へ補充精算。18日から三鷹は「絵本市」。それにあわせ、上々堂店内で久住卓也展が開かれるみたい。
めまぐるしく、いろんなことがあるな。