先週末、メールボックスで消去等、いじっていたら、変な設定がかかったらしく、丸三日、メールが不着。おかしいなあ、と思っていたが、そのことに気づき、復旧したら、バラバラと豪雨のように未読メールが。そのなかには緊急のものもあり、大汗をかき対応する。メールは必ず向こうに届き、必ず読まれているという前提で、ことがすすむので、いったんトラブルあると、たちまち困窮する。便利なのか不便なのか、わからない。
8月13日、梅田阪神百貨店で開かれる古本市会場でトークを頼まれ、せっかくだから下鴨へと思い、スケジュールを組んで、みどりの窓口へ切符の手配をしに行く。「ビブリオ」で「うちわ展」の精算。5枚出品して3枚売れた。いちばん手をかけたテレビドラマシリーズ「時間ですよ」「天国の父ちゃんこんにちは」は売れ残る。
ジブリを始め、アニメの背景を担当している山本二三の展覧会が、静岡市美術館で8月4日から開催される。この案内チラシを見ていたら、無性に見たくなる。静岡か。青春18で行くか。古本屋巡りをからめて。そこで、あれこれ机上で画策。御殿場線「松田」(小田急「新松田」)駅前の「しおり堂」(旧・三四郎)はどうか。古ツアさんがかつて踏破済みだが、いまでも店を開けているか。グーグルマップ、乗換案内機能を使って、いんぐりもんぐりしていると、たちまち時間が過ぎる。
午後、用があって「音羽館」へ。広瀬くんに、新着の『わが名はジュリー』の元本を見せてもらう。こんなだったんだ。中公文庫版さえ、いまや見ない。元本には、当時のチラシ、プログラム、チケットなどが復刻され折り込みで随所に挟み込まれている。これは! 大いに驚く。「赤レンガ」で、例によって情報交換および雑談。阿佐ヶ谷へ移動。「コンコ堂」で古ツアさんと待ち合わせ。中と外で数冊買う。このあと、古ツアさんに、この夏、青春18を使っての古本旅について教授してもらう。しかし、駅名と店名がすべて頭に入っているのはすごい。
帰り、空は真っ黒に。ゴロゴロと雷が鳴り出す。