昼前、自転車で「ブ」へ肩ならし。風が気持ちい。初夏の汗をかく。
昨日、午後、「ささま」で少し買って、高円寺「好書会」展2日目を覗くが買えず。ほかの客はたくさん買えているんだから、「好書会」とぼくの相性が悪いのだろうか。「藍書店」で一冊。
さあ、今夜は神宮でナイター観戦だ。少し早く信濃町駅に着いて、北口をぶらつく。いくつか、雰囲気のある木造家屋が、残っていて、それを見るのを慰めとする。
信濃町駅で待ち合わせ、新潮の八尾さん、装幀家の間村さん、石神井書林・内堀さん、そしてぼくと、トラキチ東京組カルテットで急きょ、この日、ヤクルト阪神戦を見ることになった。いちど、八尾さん主導の同様の会が雨で流れ、その前に見た神宮でも、途中から大雨となり、試合は成立したが、すごすごと帰った覚えがある。それを取り返す、この日はいい天気。
内堀さんが、(いまの阪神の打撃の調子と)今日の先発が能見だから「負ける気がしませんよ」と移動途中でぽつりと言い、あわてて「あ、こういうことを言うとダメなんだ」と阪神ファンらしい、消極的姿勢を示し笑わせる。結果は、ぼろ負け。
天空をいただき、神宮の森がのぞめるスタジアムは興奮に包まれ、カクテル光線がまばゆくスタンドと緑の芝を照らす。清潔なユニフォームと、新しいボール。聖なる場所、という感じを強くする。われわれは三塁側が取れず、ヤクルトの応援席である一塁側内野席へ。ピッチャーの投球や打席がじつによく見える。試合には負けたが、じつにいい気分でナイターを見られて満足。タクシーで新宿へ移動し、ゴールデン街へ。間村さん行きつけの「なべさん」で反省会。書き出すと長くなるから、これでおしまい。