芸術新聞社WEBマガジンに連載の「人生散歩術」6回がアップされております。「高田渡」編の2回目。シバさんから聞いた、高田渡との出会いの話など。
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昨日はなんだか一日そわそわ。「ビブリオ」忘年会の準備のことなど、あれこれ考える。少し早く会場へ行き、酒、つまみの買い出しに2往復。トップバッターの北條くん始め、続々と参加者が現れる。泡山くんはエビスと、自家製のジャーマンポテトを。フロシキに包んで持ってくるところが何とも。国立のマダム順子さんは、日本酒にあいそうな肴をいくつか持ってきてくれ、それを見ているうち日本酒がのみたくなったらしく、酒屋へ走っていった。
LP「小津安二郎の世界」や、松原留美子など、とっかえひっかえレコードがかかる。わいわい喋っているが、どんな話でも古本屋に着地するのは、古ツアさんがいたせいか。もと学研の中村くんが驚いていた。
けっきょく、4時間近く酒宴が続いた。いちばん面白かったのは、もと「音羽館」店員のヤマザキくん。ぼくなど、おじさんの知らない、若い娘っこたちのアイドルグループにハマっているらしく、10万ぐらいの値がついたチケットもネットで落とすんだそうだ。踊りながら興奮して喋っていたが、さっぱりわからない。ただ、ヤマザキくんは面白いなあ、ということがよくわかった。
考えたら、ゆず虎嘯のお二人もそうだが、この日が仕事納めという日であり、こういう日に忘年会を設定するぼくは、やはりカタギとは言えないなあ。今年、ぼくをもっとも感動させた男、脳天松くんを「脳天松先輩」と呼ぶと、「先輩をつけるときは『脳天先輩』、ふつうは『脳天松屋』です」と訂正される。普通の居酒屋でこういう会話をしていると大変なことになる。