昨日は「サン毎」の本選び。これが最後かと思ったら、まだ一回のこっていた。正月売り号のための選書で、なるべくめでたいタイトル、表紙の本を選ぶ。華やかな選書になったのではないか。
「ギンレイ」へと思ったが、うまく時間があわず、神保町を流す。RBの外棚に、ストライクゾーンではないものの、新書館フォアレディースが二冊、210円で出ていた。これをかっさらう。すると、同じく外棚で「キネ旬」を漁っている男性が。塩山さんだ。一緒に、塩山さん行きつけのコーヒー店でうまいコーヒーを飲みながら情報交換と毒吐き。塩山さん、さりげなく、ぼくへの気づかいを見せてくれて、家で待つ奥さんにはスコーンをお土産に。心遣いの人である。ナンダロウくん主催の、アルコール解禁飲み会も、「あんなに人を呼んじゃうと、収拾つかないじゃないか」と毒を吐きながら、うれしそう。
帰宅して、100均でがさごそ買って、もう本日となった「コクテイル」ライブの準備を。
深夜、今日が締め切りだった、教育雑誌の連載コラムを仕上げて送付。ぴっぽさん、北條くんとメールのやりとり。各人、プレゼントを用意する、と言っておりますので、ぜひお楽しみに。
今日は、「サン毎」で一年やってきた「いちおし」ページの回顧を、見開きで書く(と、ここで宣言しておかないと)。一年50週として(数回の合併号はあるが)、ざっと500冊近い新刊を紹介してきたことになる。先日、講談社のYさんからも「そんな書評ページ、ほかにありませんよ」と言われる。言われてみればその通り。いつまで続くか、やれるところまでやりたい。
ちなみに今週号の「いちおし」は、太田省一紅白歌合戦と日本人』筑摩叢書。ね、ちゃんとシーズンを意識しての選書でしょう。