okatake2013-12-09

寒い朝。昨日は神保町「東京堂ホール」で通崎睦美さんお相手のトーク、無事終了。急きょ決まった催しで、しかも12月とあって、集客が危ぶまれたが、50名以上のお客さんが詰めかけ、楽しいひとときとなった。会場を見渡すかぎり、ぼくの知ってる人はほんのちらほら。これはやはり通崎さんのファンなり。展示物あり、骨董品のような木琴の演奏あり、楽しんでいただけたのではないか。終わって、中華店で打ち上げ。関口「『昔日の客』子息」直人さんとはひさしぶりにことばを交す。前日からの準備(いちおう、トーク用にメモと話の流れを作る設計図みたいなのを書く)と、この日の大役を終え、酔いもあり、ぐったりと疲れて帰還。
残るは「コクテイル」と「西荻ブックマーク」。原稿の最終締め切りは24日あたりになるのか。
「読売新聞」に書いたコラムで、辺見じゅん『収容所から来た遺書』を紹介したところ、反響があったらしく、文春文庫版に新たな帯がつけられ販売されることになった。「岡崎武志さん推薦!」と帯に大きく書かれている。書店でちょいと、確認してみてください。もちろん、この本は大のおすすめ。
そう言えば、こないだの和洋会で、あれは「かぴばら」さんの出品か、本物の赤電話が売られていた。1万5000円ぐらいだったか。映画や芝居の小道具としてはぜひとも必要なものだろう。そう考えたら、1万5000円は非常に安い。西部古書会館では座椅子が売られていたし、もう何が出てきても怖くない。