昨日、日が落ちた隅田川をごとんごとんと渡って両国へ。東口階段を降りて、「緑壱」をめざす。わずか一時間の滞留ながら、たくさんの訪問客があった。うれしい。大島くんは二度目。ちゃんと話しができず残念。松本「うさぎ」典子ちゃんも来てくれた。ぶらじる竹内くん、散歩堂さんとか。うれしい顔ばかり。古本あるところこの人ありのイソガイさんも。
6時に退廊して、ちくまのクボタクくんと駅前で少し飲む。『昭和三十年代の匂い』3刷の祝宴なり。平積みの時期を過ぎて、増刷されたんだから「まだまだ売れますよ」とクボタクくん。うれしいこと言ってくれる。来年もなんとか、親子ほど年の離れた彼と組んで、ちくま文庫から一冊出したい。
高田渡『バーボン・ストリート』を再読しながら、アマゾンで注文した『高田渡読本』もページをめくる。タナダユキのドキュメント「タカダワタル的」DVDも注文。なんとかしなきゃあ。「サンデー」でインタビューしたのは2001年9月か。カメラは荻原魚雷くん。いいショットをちゃんと押さえている。2005年
に死去。享年56は、いまのぼくの年である。

すいません、月末までの原稿が押して、今日28日は「緑壱」へ行けません。明日、29日(土)は3時から5時ごろまでいるようにします。
なんだか、気づいたら、じつは月末が非常にタイトな締め切りになっている。なんとか芸術新聞社のウェブ連載、高田渡篇1を書いて送付。数日中にアップされると思います。津野海太郎花森安治伝』を読みに読む。これは複数の書評依頼あり。一つは別の本に代えてもらった。
急きょ、『古本屋ツアー・イン・ジャパン』原書房刊行にあわせて、「西荻ブックマーク」開催が12月15日に決まり、ぼくが古ツアさんのお相手をすることが決っている。場所や時間はまだ。決まったらお知らせします。一件、現金書留を某所に送ったのだが、その郵送料が510円と言われてたじろぐ。高い! 封筒に入れたのが700円だから、おかしな気持ちになる。700円ぐらいなら、振替か何かでやってほしいものだ。
リコシェ柳ケ瀬さんから、本日の「緑壱」のお客さんの報告がある。おお、あの人やこの人が! ありがとうございました。最終日に向けて、にぎやかになって参りました。最終日は、古本はついてる値の半額ということでどうでしょう。一度いらっしゃった方で、あの本、もう少し安ければ、と思った方も、またおいでください。展示は半分ぐらい、初期より変わってますよ。