本日、なんとか「サンデー」原稿を送付して、午後3時には「緑壱」さんにいるようにします。いられるのは2時間ぐらいか。昨日、お越しくださった知人友人は、申しわけなかった。24日(日)のトークへもおでかけください。
「さまざまな気がかりが途切れもなくついてくる 振り向いたら嫌われたり愛されたり」(井上陽水
「サンデー」用に、帚木蓬生『賞の柩』集英社文庫、再読(元は新潮文庫)だから要所だけ読めばいいと思ったが、惹き込まれてゴールまで。ううん、やっぱり帚木蓬生はおもしろい。
午後、両国。少しパステルで色つけなどの作業。若い男性が来場。聞くと、「ますく堂」のお客さん。仕事の合間に寄りましたという。うれしいねえ。
つん堂くんとは、入れ違ったみたい。会えなくて残念。「読む人」を描いた、額付き1000円の絵を10点ほど飾る。これがなかなかいい。
「緑壱」を出て、またもや「あずみ」に引っかかって蕎麦、急いで渋谷。スペイン坂上の「WWW」で、浜田真理子曽我部恵一ライブを聞く。200名限定だから、とてもいい席。脳天松くんが手配してくれた。このライブ、とってもよかった。タイプが違う二人だけど、最後二曲ジョイントし、浜田真理子が「機関車」を歌い、あまりにいいので、のけぞる。
このあと、散歩堂さんを加えた脳天松さまご一行で軽く居酒屋で打ち上げ。終り、割り勘を払う段になって財布がないことに気づく。「機関車」でのけぞったとき、後ろポケットから出たのだ、たぶん。脳天松、散歩堂両氏が「WWW」まで、戻って確認についていってくれる。脳天松くんは、途中から駈けだし、スペイン坂を猛スピードで登っていった。そして、財布は無事、ライブハウスにあった。「いや、店が閉まるといけないと思って(走った)」と脳天松くん。そのセリフに、涙が出そうになった。酔っているのに、あのスペイン坂をましらのごとく駆け上がった脳天松くんの姿を、ぼくは一生、忘れないだろう。
帰宅するとメールが大量に。本日、「緑壱」と「東京堂」イベントに、これまでつきあいのあった方々にメールで御誘いをかけたのだ。そのレスポンス。もっと早くにこれをやっとけばよかった。
今日もいろんなことがあったが、いちばんは脳天松くんの友情。これに尽きる。ありがとう。