okatake2013-05-16

朝、早起きして、どうにか昼前に「サンデー」10本書評を投下。ほっとする。「いちおし」は亀和田武『夢でまた逢えたら』(光文社)。
「みちくさ」用、新作「古本おみくじ」も作る。あの顔、この顔が出てきます。お楽しみに。一箱詰めた本も送った。「モンガ堂」で売っていたぼくの本も、「みちくさ」へ送ってもらう。けっこうな量が並びます。『昭和三十年代の匂い』も持っていきますので、お買い求めください。ただし、日曜は雨らしい。
ジェフリー・アーチャーの新作『時のみぞ知る(上下)』が食いついたら離れない傑作で、いやあ、むしゃぶりつくように読了。これが第一部。第三部までが本国では出版されているらしい。『百万ドルをとり返せ!』や『ケインとアベル』を読み返したくなった。
夏は京都へ帰省したいのだが、どうだろうか。「とみきち」さんぐらい、一箱で売れば、楽勝で帰れるのだが。
ビッグイシュー」連載、『時のみぞ知る』を紹介して送付。外出。国立「ブ」に吉増剛造詩集『ジ・アザー・ヴォイス』サイン入りが。書き込みあり、ということでか105円。ほか、ちょこちょこ。
「サンデー」で本選び。終えて、毎日のMさんKさんと打ち合わせ。「あった、あった。」が本になるかもしれない。いろいろ手を入れて、の話だが。毎週一回、昭和の本を400字で紹介するコラム。これは足掛け5年続いた。うまくまとまって本になるとうれしい。
気分はいいが、朝からの集中した執筆で疲れ、予定した「ギンレイ」をパスし、神保町をパトロール。「タテキン」で、「岡崎さん」と声をかけられる。見ると、D猫さんとそのお友達。二人で、絵本と児童書を漁っている。ポール・ギャリコ矢川澄子訳)『ほんものの魔法使』大和書房が残っている。これを見逃すなんて、D猫さんにちょっとカツを入れる。どう見てもいい本だ。そして僕が買う。上野紀子画。現在、ちくま文庫に入っている元本なり。
電車のなかでは辻井喬『流離の時代』幻戯書房を読む。ここに「灯台の風景」という一文が入っている。「灯台」アンソロジーを作るときは、これは入れたい。