今日は「愛書会」経由、「サンデー毎日」。「愛書会」には「ブルータス」取材班が来ていた。MJ氏とSJ氏が本を買っている。「ブルータス」古本特集に登場するらしい。行く先々に「ブルータス」。
「コミガレ」で、少しだけ無理して6冊、「タテキン」で3冊。このところ司修の著作をずっと追いかけているのだが、「コミガレ」に図書館廃棄本ではあるが、小沢書店から出た『語る絵』と『風船乗りの夢』があった。資料として使うので、まったくかまわない。裸本の洲之内徹『帰りたい風景』も、安ければ欲しくなり買ったが、あとで見たら、鉛筆のライン引きまくり。しかも、ラインだけならいいが、鼻毛のような感じで、短い印しが、踊るようにあちこちにある。まったく意味不明。消しゴムで消し始めたが、途中でイヤになる。
コミガレ前でコウノに会い、振り返って、「ぶらじる」へ行こうとすると今度はO社のMくん。ひさしぶり。わずか二秒くらいで二人の知り合いに会った。
「サンデー」終え、帰り西荻下車。「音羽館」へ顔を出し、「ドトール」で休憩し、「なずな屋」へ向おうと、途中、ひょいと「戎」を見たら、定位置にHさんがいる。目と目があって、呼ばれる。隣りに座って、生ビール小を2杯、焼き鳥2本ごちそうになる。あれこれ、話をしながら、ハイライトをもらい煙草して2本吸ってしまう。不良だ。「なずな屋」は、澄みちゃん、金曜日は市場に行くため昼はお休み。
国立まで戻り、「ブ」へ伊図透作品をさがしに行ったら、知っている古本屋さんと遭遇。ぼくに逃げるところなし。
車中ではD・ハンドラー『猫と針金』を読む。いやあ、おもしろいおもしろい。弁護士に「あなたは創造的な仕事をしている」とうらやましがられたホーギーは、こう答える。
「書くことなんて、服を着たままやることの中でも一番面白くないことですよ」