okatake2012-11-18

本日、お日柄もよく、「西荻ブックマーク」いかがでしょうか。ぜひ、おいでください。積もる話もありますので。
http://nishiogi-bookmark.org/2012/nbm65/
トマソン社「BOOK5」第4号も届きました。ちゃんと隔月発刊を守って、感心だ。今月号特集が「トリビュート ディストリビュート」。本を扱う仕事では、書店、書店員、古書店、編集者が取り扱われやすいが、ここで「取次」を取り上げたのがえらい。親しくなった「ビブリオ」オーナーの十松くんの話など、断片的には聞いているが、これだけまとめていろいろ話しているのは初めて。リコシェ柳ケ瀬さんの話もおもしろい。左岸洋子さん連載「きょうも移動日和」は、あいかわず精力的によく「移動」している。北海道では倉本聰ざんまい。倉本聰グッズショップでは、「北の国から」グッズとして黒板五郎の軍手やニット帽などを販売している由。「まだ子どもたちが食べてんでしょうが」のラーメンも食べてみたい。沖縄の小さな古本屋「ウララ」の宇田智子さんの連載は最終回。いちど、行ってみたい。「ウララ」が山本リンダから来ているとは、衝撃だった。
本日、午後から下北沢「ほん吉」加勢さん取材。加勢さんに会うと、いつもうまく喋れなくなるな。でも本当によくがんばっている。いい店ですよ。均一で、裸本だが岩田豊雄『脚のある巴里風景』を300円で買う。これは阿部金剛装幀、挿絵の、あまりにすばらしい本なのだ。帰り、久我山下車。「すぎ丸」で西荻へ。
西荻ブックマーク」、末永昭二さん「貸本小説」についてのトーク、たくさんの方に来場いただき、感謝しております。今夜、同時刻「コクテイル」で魚雷・星野博美という強力なトークがあり、困ったなあと思っていたが、けっきょく、こちらもほぼ満席になった。ぼくは、「貸本小説」について、末永さんの著作『貸本小説』以上のことは何も知らず、相手を務めるには不充分(この夜、来場いただいた方に適任者がたくさん)と思ったが、「西ブック」、おそらく最多出場者として、お役にたてばと思い、引き受けた。
打ち上げを終え、深夜帰宅し、NHKで「マスターテープ」(ユーミン)再放送を、またまた面白く見る。牛乳瓶にダリアの花、のくだりでまたホロリ。