okatake2012-06-21

なでしこ、なんか見るから、一日めちゃくちゃだ。
「犬部」で、動物ノンフィクションに新たな地平を切り拓いた片野ゆかさんが、「犬の殺処分ほぼ〇(ゼロ)を実現した『熊本市動物愛護センター』10年の闘い」を追った『ゼロ!』を集英社から上梓された。「こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?」といった熊本弁がいいですねえ。
7月14日はご案内のとおり、国立でイベント初日、夜はトークを企画しているのだが,この夜は、「古書ほうろう」では大竹昭子さんと片岡義男さん、立川「オリオン書房ノルテ店」では、お師匠さんの荒川洋治さんがトークをする。まいったなあ。東西で協力な布陣。
「月刊保団連」で三回連載の古本話の第二回締め切り。400字10枚ぐらいを一気に書く。古本ネタは、身体に染み込んでじゅくじゅくいってるので、絞ればすぐ垂れて出てくる。ほとんど無尽蔵に書ける感じなり。
いくつものことが平行して動いていて、日々の締め切りもあり、遅滞するものも出てきて、焦る。そして本は増えるばかり。なんだか頭のなかにオガクズが詰まっているような感じだ。それでも指だけは動かし続けないと。
娘が音楽の授業で、ギターで「あの素晴らしい愛をもう一度」の試験があるという。それならお手のもの。スリーフィンガーでお手本をみせる。コードも歌詞も頭に入っている。聞いたあと、「それは無理やなあ」と娘は言う。