昨日は「赤旗」原稿を上げ、もう一つ、某コラムも送付し、驟雨を避けて西荻へ。盛林堂で「山王書房」特集のショーウインドウを。これが「昔日の客」の由来となった野呂邦暢署名識語入り本か。うーん。地元モンガさんが写真をアップされているので、お裾分けを。
http://monganao.exblog.jp/17612177/
夜は西荻ブックマーク。蟲文庫さんとひぐらし文庫さん。微妙に立ち位置の違う、お二人の話は個性的で楽しかった。自称、東京での蟲文庫の親代わり、木山萬里さんともごあいさつ。『「本屋」は死なない』の石橋毅史さんともおひさしぶり。ちょうど石橋さんが解説を書いた『傷だらけの店長』を読んだばかり。
「ささら亭」の打ち上げにも参加。ひぐらし原田さんと、ほとんど初めて、ゆっくりコトバを交わす。原田さん、おもしろいや。出てきた刺身について敏感に反応したのは、原田さん、魚屋さんの娘だそうだ。献血も何度もしている社会への貢献者。原田さんの血はいい血らしい。「ささら亭」、料理もうまいが、店員の対応がきびきびして気持ちがいい。いい店です。
鈴木「映画 私は猫ストーカー 監督」卓爾さんが、なぜかトークにも打ち上げにも参加され、われわれ古本の話とバカ話しかしないので、ちょっと鈴木さんに気をつかった。「ここにいる、みなさん、古本屋さんですか」と鈴木さん。そう思われてもしかたない。今日いちにちで300名以上の客があった盛林堂の若旦那の目がいつも以上に見開いて、くりくりしている。同店企画でひと箱で出品した善行堂など、この日いちにちで2万円を売ったそうだ。